今日の株式市場を振り返る 5月12日

スケアクロウさん
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 前日の米国株式市場の調整と円高傾向が市場の重石となり、日経平均株価は153.37円、1.62%下落しました。

 3月の景気動向指数が先行、一致とも事前予想を下回ったことが、2時半以降の下落要因の一つになったような気がします。香港やシンガポールの株式市場が堅調に推移する中で、日本と台湾の下落が目立ちました。

 セクター別の下落率を見ると、上位に保険など金融セクターが並んでいます。米国市場の調整が大きく影響していることを物語ります。

 一方、セクター別で上昇率トップは紙パルプ。典型的な円高メリット産業で、円高がもう1つの大きな市場調整要因となったことを示しています。

 現在(午後7時半)GLOBEXではダウ、ナスダックとも上昇しています。ダウで41ドル高と決して大きなものではありませんが、時間の経過とともに徐々に上昇幅が拡大しているようです。

 米国では3月の貿易収支、4月の財政収支の発表があるため、予断は許しませんが、比較的に無難な展開になりそうです。

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