「サクラマス」(桜鱒)

 春に相応しい名前を持つ「サクラマス」(桜
鱒)が旬を迎えています。「本マス」とも呼ば
れますが、マス科という分類はなく、サケ科に
属しています。最近は数が減って幻の魚とも呼
ばれ、都内の百貨店では一切れ(100グラム
前後)2000円程度という高級魚です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%82%B9


 川でふ化し、1年半ほど川で過ごした後、海
に下ります。このとき川に残り一生を過ごすも
のが渓流釣りでも人気の「ヤマメ」(山女)で、
海に下ったものが「サクラマス」。そして、6
0センチ近くに成長し、次の春に川に戻ります。


 「サクラマス」の名前の由来は、桜の頃に戻
るためとも、産卵の頃に魚体に桜色の模様が現
れるためとも言われていますが、英語でも「チ
ェリー・サーモン」と呼ばれています。


 バター焼き、揚げ物などにして食すのが多い
ようですが、富山名産の「鱒寿司」に使われて
いるのはこの「サクラマス」です。




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