東京228堂さんのブログ
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10月2日 世界の主要20の市場騰落率と経済成長率
TOPIX 1,639.79 +23.90
日経平均株価 17,046.78 +200.82
昨日のアメリカ市場は
NYダウ 14,087.55 +191.92
NASDAQ 2,740.99 +39.49
大幅上昇+ダウ高値更新。強い・・・。
複数の大手金融機関が損失見通しを発表したことや、
今後の業績期待とのこと。
日本市場も大幅に上昇してスタート。
日経平均は200円ほどの上昇で推移し、結局日経平均は200円の
俗信で17000円台回復。そのわりには売買高20億株、
売買代金2兆5千億円とイマイチ。
新興市場もREITも上昇しました。
為替は対ドル116円調度、対ユーロ164円調度。
中国市場は
香港 ハンセン指数 28,199.75 1,057.28 +3.90%
中国 上海総合指数 5,552.30 142.90 +2.64%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 17,328.62 37.52 +0.22%
インド NIFTY指数 5,068.95 47.60 +0.95%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 1,099.48 15.09 +1.39%
アジア市場は当然のように全面高。全市場プラスだったと思います。
ドバイ市場は
DFM Index 4,288.22 42.66 +1.00%
9月30日の日経新聞に「世界の主要20市場 日本株出遅れ」
という記事が掲載されてました。
1月~9月までの各市場の騰落率がランキングになっており、
日本市場は19位とブービーです。しかもマイナス。
アメリカやら為替の影響だといわれているのですが、
経済成長率の低さも一因なのではないかと思い、
大まかな数値ですが各国の掲載成長率を一緒に掲載
してみました。(正確ではないものもあると思いますので参考程度に)
株価上昇率 経済成長率
1 中国 104.5% 11.2%
2 韓国 35.6% 4.4%
3 香港 33.6% 5~6%
4 ブラジル 33.2% 4.3%
5 インド 24.0% 約9%
6 シンガポール 22.0% 4.5~6.5%
7 台湾 19.6% 4.5%
8 南アフリカ 19.3% 4.6~4.8%
9 ドイツ 17.7% 2.6%
10 オーストラリア 15.8% 4%超
11 米国 11.4% 1.9%
12 カナダ 9.1% 2.5%
13 オランダ 8.0% 3%?
14 スウェーデン 4.9% 2~3%?
15 英国 2.5% 2.75%
16 フランス 1.7% 1.8%
17 スペイン 1.5% 3.0%?
18 スイス 0.1% 1.7%?
19 日本 -3.3% 2.4%
20 イタリア -5.1% 1.8%
見ていただけると分かるとおり、確かに経済成長率という要因も
あるでしょうが、上位は新興市場が独占。
結局先進国を買うよりも新しい市場ということでしょうか。
それにしても日本市場の弱さはなぜ?解せません。
今後もいろいろ検証していきたいです(できるのか?)
それでは今日はこれで失礼します。
外国人「東京市場は二の次」
日本株に対する海外投資家の関心は冷める一方
日本株の担当者を香港、他アジア株担当と兼務させる動きも
日本株を大量保有する外国人の売りが加速しかねない
大きく経済が発展している国では、
かつて日本の経済成長期に起こったような、
国の経済成長にともなう長期的な株価の上昇を
享受出来る可能性が。
あまり投資のされていない、
また、成熟していない不安定な市場には
リスクがつきものですが、
大きな利益を得るチャンスも転がっている?
よく、日本株は出遅れと言われていますけど、起点の取り方で見方は変わってくるんですよね。2003年の大底から比較すれば、日経平均の方がダウより上昇率は高いです。
新興国の株式が買われるのは、現在の世界経済を引っ張っているのが、新興国だからだと思います。急成長し続ける新興国は、内需も外需も一緒に発展していくので、インデックスも高い伸びを示します。
先進国については、グローバル化が進んだ現在においては国単位で経済活動を見るのはあまり意味が無く、個々の産業がどこの市場で利益を上げているかが重要になってくると思います。
日本の場合、国内景気はなかなか浮上していかないので、小売などの内需は低迷しています。新興国に関わるところ、例えば新興国の経済成長により資源価格や船の運賃が上昇しているので、その恩恵を受ける非鉄、商社、海運などは業種全体で業績も株価も伸びています。他にはコマツなどの建機も強いですね。
アメリカもダウは史上最高値を更新しましたが、構成銘柄を見ていくと、3Mやコカコーラなどグローバルで強い企業の株価は高値を更新し続けているのに対して、ウォルマート(小売)やホームデポ(住宅関連小売)の株価は低迷しています。
株価を動かす大きな要因になるのは、その企業の利益がどれだけ伸びているか、株価指数として考える場合は、構成銘柄全体の利益(EPS)がどれだけ伸びるかを考えた方が良いと思います。
たしか、日経平均の今年度のEPSの伸びは10%程度、S&P500のEPSの伸びは8%程度と予想されています(ダウについては不明です。構成銘柄が少なくて大幅減益や赤字になる企業があると数値が変になるからかもしれません)。至極単純に考えれば、PERが一定ならばEPSの伸び分だけ株価は上がります。
日経平均の場合、2005年に株価が上昇し過ぎて、バリュエーション面で魅力が低下しているのが、なかなか上がらない一因かもしれません。参考までに、以下に各国の株価指数のPER一覧を紹介します。法人税率の違いがEPSに影響するので、単純には比較はできませんが、アメリカと日本はほぼ同じ税率でも、アメリカの方がPERは低くなっています。
http://www.capital.co.jp/world_index.pdf
>日本株の担当者を香港、他アジア株担当と
>兼務させる動きも
日本市場と他のアジア市場では将来性で
見劣りしてしまいますよねぇ。
同じく一から勉強するのであれば
成長著しいほうに目がいくのは
納得できます。
NGTNさん
さすがのコメント。疑問が氷解しました。
時間軸とグローバルなマーケットが
要因なのですねぇ。
ものすごく納得しました。
アジア進出企業はこのところずっと
注目の的ですが、今後とも上昇しそうと
いうことですね。