ストレステストとは？

[aaaいうえおさん]

ストレステスト？？？なんじゃそれ～と言われる方も多かったですので、簡単に説明書いておきます。ストレステストとは、政府が銀行に対して行う自己資本の査定のことです。自己資本が不足していれば、当然資金増強ほ必要がありますよね？自己資本の不足は、現在の金融不安の最大の要因であるため、自己資本が充実してないといけません。今回、米政府は、19行のストレステストを行いました。マーケットでは10行ほど資本増強の必要があるという発表され、これはもちろんマイナス材料です。しかし、その10行のストレステストに対しては、既に相場は織り込んでいます。織り込んでしまえば、その材料はマイナスとして反応しません。あとの9個に対しては合格ですので、これはプラス材料ですから、下がる材料にはなりません。そして、今回サプライズだったのが、政府が保有している優先株を普通株に転換することで、さらに自己資本の充実が満たされるというサプライズで現在の銀行セクタが上昇しております。材料は、発表されてそれに対してまず、株価は織り込みの値動きをします。織り込んだら、その材料はもう相場に影響力がなくなります。相場は過去はどうでもよく、未来を常に見ようとします。そして、予想できなかった未来の出来事に対しては、予想外のインパクトで反応します。この相場の仕組みをした上で、予想で勝負する人は情報から市場の判断の精度をあげていけないといけません。ただ、予想に頼った売買には限界があります。大口は自分のポジションに都合のいいようにチャートを動かしてくるからです。値動きがでてしまえば、材料はあとからなんとでも言えます。だから予想に頼った売買より、予想に頼らない、値動きにあわせていく売買を私はお勧めします。ざっくりとした説明になりましたが、お役に立ったら、ぽちっ←お願いします＾＾