【投資脳のつくり方】3月に続く、株価暴騰の予感が現実のものに

木下 晃伸さん
木下 晃伸さん
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●【本日のニュース】/バンカメ17%高 340億ドル資本不足報道も不透明感後退
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米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が大幅に3営業日続伸。前日比1.85ドル(17.1%)高の12.69ドルで通常取引を終えた。米ウォールストリート・ジャーナル紙などが6日、米政府がバンカメに対し約340億ドル(約3兆3000億円)の資本不足を指摘したと報道。ただ不足額は公的資金注入の見返りとして米政府が保有している優先株の普通株への転換や、資産売却などでまかなえる金額と受け止められた。バンカメの資本を巡る不透明感が後退して買いを誘った形になった。


バンカメの上昇率はダウ工業株30種平均の構成銘柄で首位。株価は一時12.85ドルまで上昇し、1月以来の高値を付けている。


(2009/05/07日日経速報ニュースより一部抜粋)



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【ニュースの深層】3月に続く、株価暴騰の予感が現実のものに
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■当メールマガジンで、3月中旬に投資姿勢を大きく“強気”に転換してから早くも2ヶ月が過ぎようとしています。


当メールマガジンのリニューアルに合わせ、【緊急特別リポート】を作成し、大きな反響を呼びました。


そのとき、着目したのは、本当に小さな記事として掲載された、シティグループ、パンディットCEO発言でした。


巨額の不良債権に苦しんでいたシティグループが、「1-2月黒字化した」という報道を受け、【これは株価が暴騰する可能性がある】と考え、急ぎ緊急特別リポートを作成いたしました。


実際、その後、日経平均株価は短期間で2000円近く上昇したわけです。



■それと同時に、私は、【5月初旬に、3月に続く株価暴騰の可能性をとりにいくタイミングがやってくる】という仮説をお伝えしてきました。


実際、昨日のバンカメの株価推移等を見ていると、その仮説も、いまのところは予測通りに動いていると感じています。


では、そう考えた理由は何だったのか。



■その答えは、米銀に対する資産査定の厳格化(いわゆるストレステスト)が“株高の号砲”になると考えたから。


この点は、GW中に、休日特別号としてお送りしてきた当メールマガジンでもお伝えして来た通りです。


一般的には、ストレステストは、株価に対してマイナスインパクトが起こると考えられてきました。


しかし、それは、当メールマガジンでも、3月中旬にお届けしたリポートでも明らかにしてきたように、むしろ“プラスインパクト”を与えるものだ、と考えてきたわけです。



■そのストレステストの結果が、早ければ本日の夜(日本時間)で発表されます。


私は、それにより、第二波動の株価上昇がさらにスピードを増すのではないか、と考えているわけです。


もちろん、短期的には、GMや豚インフルエンザ等、株価を押し下げる要因もあることでしょう。


しかし、目先の動きではなく、株式市場が大きく上昇に転換したといううねりをどう捉えるかで、今年はもちろん、数年先に至るまでのリターンを決めることになるでしょう。


つまり、【金融恐慌は去った】と私は考えているのです。


私は、【5月の株式市場は、いよいよ3月の暴騰に続く【新・新展開】を迎える】という仮説を、実行に移すべきタイミングが到来したと考えています。



(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)

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■■とうとう、株式市場に【新展開】が訪れ始めた■■

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