10月1日『 カラ売り「勝利の十則」』三木彰著

東京228堂さん
東京228堂さん
TOPIX 1,615.89 -0.73
日経平均株価 16,845.96 +60.27

日銀短観が予想通りだったことで安心感が広がったのか、
前場は堅調でしたが、後場に入ってスイスのUBSが巨額の
減損損失を発表するとのニュースから軟調になったが、
引けにかけて値を戻し、結局日経平均は60円の反発。
新興市場はジャスダックだけ小幅反落。REITも下落しました。
為替は今急速に円安になり対ドル116円調度、対ユーロ165円調度。


中国市場は
香港 ハンセン指数 27,142.47 77.32 +0.29%
中国 上海総合指数 5,552.30 142.90 +2.64%

インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 17,328.62 37.52 +0.22%
インド NIFTY指数 5,068.95 47.60 +0.95%

ベトナム市場は
ベトナム VN指数 1,084.39 37.53 +3.59%
今日のアジア市場はしっかり上昇した市場が多かったです。

ドバイ市場は
DFM Index 4,245.56 13.04 +0.31%

『 カラ売り「勝利の十則」』三木彰著
同友館 2005年3月 税込 1,890円
読破。

積極的な空売り売買で収益を上げるというより、
つなぎ売りなどで相場の急落に備えようという意識で
勉強をしております。

本書は空売りの売買をむやみに煽っているところはなく
誠実にリスクや銘柄選別方法を掲載してくれております。

読み終えてみてやっぱり空売りは怖いなぁという印象。
踏み上げや逆日歩など気をつけるポイントが
現物とは違う部分も多々あります。

しかし表紙に書いてある
『「カラ売り」の本質と仕組みを知ることは、
株で負けないための必須条件』は納得できます。
つなぎ売りをする等の手法のみならず、
売り手の立場側の視点を持つことは現物株売買でも
知っておかなくてはいけないヒシヒシ感じました。

こちらの本は「長期上昇トレンド時の空売り」
という視点で書かれているので、
これから日本市場の減速を予想される方は
他の三木さんの著作がいいかもしれません。
(他のものは読んでないのではっきりしたことは言えませんが)

三木さんの著作一覧
http://www.excite.co.jp/book/product?k=%8EO%96%D8+%8F%B2&target=author

それでは今日はこれで失礼します。
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
ここ4年くらいの世界同時株高で
買っていればそこそこ利益が上がった
じきだと思いますけど、
長期下落相場を想定すると
覚えておきたい武器ですよねぇ。

私はすぐに実践したくなってしまうので
変なタイミングで出動しないように
自分を抑えつつ機会を計りたいです。
株が上下するものである限り、わたしも「売り」のテクニックを持つ必要があると思います。

つなぎ売り、もう一つは1,2年で大幅高になった株が、いつのまにか忘れられ、その後ほったらかしにされる銘柄を探し当てることが、大事ではないかと・・・。
実戦はなかなか、うまく行きませんけれど。
つなぎ売りできればいいんですけど、基本的に私はカラ売りが下手なんですよね。せっかく信用やっていてもこれでは効果半減です。私もそろそろ真剣に「売り」について勉強して、威力倍増させたいですね。
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