2009年4月27日（月）の株価見通し 株式相場の未来予想図

[ナリユキさん]

先週金曜日（2009年4月24日）は日経平均株価が大幅に下落するなど、先行きに対して大きな不安を残した結果となりました。

ということで、G7も終わったことですし、明日からの相場の動きをちょっとだけ考えてみたいと思います。


※ブログに実際のチャートを載せていますのでよかったらご参照下さい。
http://enkabu.seesaa.net/article/118139345.html?1240757983


これは日経平均株価の日足チャートですが、私が最も注目しているのが25日単純移動平均線です。


2009年4月24日は前日比マイナス139円と、かなり大きな下落となりました。
そのため株式相場はとうとう下落相場に入ってしまったと思われている方も多いと思います。


が！・・・実はもっと大きな下落を記録した日が同じ週にありました。
それが2009年4月21日です。


2009年4月21日の下落幅は213円でした。（覚えていますか？）
この日も200円以上の下落に大きな不安を感じ、ここから下落相場が始まると思われた方もいらっしゃると思います。


ところが、実際にはその後も横ばいの値動きが続きました。


というのも、2009年4月21日の下落にはちょっとした注目ポイントがありました。
それは安値をつけた後に100円ほど上昇して終値をつけたということです。


2009年4月21日の安値は8612.76円です。
これは前日比で300円以上も安い水準です。

300円以上も安い水準まで下がったわけですから、投資家心理はかなり冷え込んだはずです。
更なる下落を恐れた売りが出て、もっと下落しても不思議ではありませんでした。


ところが株式相場はここから戻して上昇しました。
そして最終的には安値よりも100円ほど高い8711.33円で取引を終えました。


しかも2009年4月21日の安値8612.76円は25日移動平均線にかなり近い株価となっています。
（この日の終値基準の25日移動平均線は8578.26円）

更に2009年4月23日も一時的な株安から株価が戻ってくる展開となりましたが、この日の安値8647.80円も25日移動平均線とほぼ一致しています。
（23日の終値基準の25日移動平均線は8644.38円）


つまり先週は25日移動平均線が支持線として機能した相場となりました。


そこで明日からの相場ですが・・・もう分かりますよね？
最大の関心事は25日移動平均線を割るかどうかです。


株価でいうと8674.86円です。
2009年4月24日の終値が8707.99円ですから、始値で一気に下に突き抜けてもおかしくはありません。

しかも昨日からはGWに入っています。
あまり大きな買いが入るような相場も期待できないかもしれません。


その一方で、ニューヨーク証券取引所では2009年4月24日のダウ平均株価が前日比で100ドル以上も上げて終えています。
この事実を投資家がプラスと判断すれば、株価は再び8,900円に向かって上昇する兆しがあります。


ただ・・・私の個人的な感覚としては明日は下落相場ではないかと思っています。
そして一目均衡表の基準線8485.65までは下がる可能性があるんじゃないかと思っています。


まあ長期投資を基本スタンスとしている私にとってはどちらになってもあまり気にしていませんけどねｗ

以上、参考になればと思います。


▼ブログでは小額資金でも買える有望株式銘柄の選別方法を公開しています。
ぜひお試しを～♪

10万円で始める株式投資　初心者でも1億円を作るための割安株運用方法
http://enkabu.seesaa.net/