米国市場の反騰で、日経平均株価は高く始まりそうです。強気で臨みたいと思います。
NYダウ平均株価は127.83ドル、1.63%上昇しました。金融セクターがザラバで大幅に戻したのが最大の要因です。引け後のシカゴCMEのGLOBEXでもわずかながら上昇しており、堅調と言えそうです。
ただし、気になるのがナスダック。35.64ドル、2.22%と大きく上昇したのですが、フィラデルフィア半導体指数がわずか0.2%の伸びにとどまっており、予想を上回る決算だったTIの株価も、売上や利益の水準そのものが低いことから低迷ぎみです。引け後のGLOBEXは25ドル弱下げて推移しています。
このような米国の動向を映して、ナスダックの影響で上げ幅は多少抑えられるかもしれませんが、日経平均株価は高めに始まりそうです。GLOBEXの日経先物が8830円で推移しているため、100円程度の上昇は期待できるかもしれません。
もうすぐ3月の通関ベース貿易収支が発表されますが、それ以外には重要な経済統計の発表はありません。対ドルの円レートの動向にもよるのですが、日経平均株価は堅調さが持続すると考えます。
夜は米国で重要な数字が出てきます。2月の住宅価格指数やマクドナルド、ウェルズファーゴ、モルガンスタンレーそしてボーイングの決算などです。注目しましょう。
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