米国市場の大幅な下落を映して、日経平均株価は122円、1.37%の下げで始まりました。そして、前場の引け前には一時下げ幅が311円に拡大しました。ところが、午後に入るとジワジワと切り返し、最終的には213.42円、2.39%の下げで引けました。
対ドルおよびユーロでの円高、原油安、そして1%弱とわずかですが上海株が下げていることなどのため、これまで相場をけん引していたセクターが値を消し、上昇したのは小売、情報・通信、陸運などにすぎませんでした。
とはいえ、後場の着実な戻りに相場の基本的な基調の強さが感じられる展開でした。
上海株は軟調ですが、2時半過ぎから急速に戻しています。現在(午後6時)シカゴCMEのGLOBEXは、ダウ平均、ナスダック、S&P500とも小幅ではありますが上昇しています。
これから米国ではヤフー、コカコーラ、キャタピラーなど重要な決算が出てきます。
