ハコ企業

[NGTNさん]

 

ハコ企業とは、業績が悪く株価が低迷して、怪しげなファンドや仕手筋（バックに暴力団がついていることもある）に発行株式の大半を握られて、仕手相場に使われたり、大幅な増資を繰り返して市場から資金を吸い上げるのに使われたり、マネーロンダリングの道具に使われる企業のこと。本業が頻繁に変わったり、会社名も頻繁に変わったりして、企業はただの器（ハコ）と化している。わかりやすい例が、7月に上場廃止になったあの企業ですね。どこかの新聞にもその企業をとりまく相関図が載っていたと思う。他には、増資先の住所がマンスリーマンションだったあの企業とか、最近監査法人に逃げられたあの企業とか・・・。

えーと誰が見ているかわからないし、個人が特定されかれない場所で色々書くのはリスクが高いので、具体名は伏せておきます。どんなところがヤバイのか知りたい方は、以下のリンクを参考にしてください（以下リンク先には、真面目に企業活動しているけど、結果が出ていないだけのところも挙げられています。その辺は各自判断して下さい）

http://www.geocities.jp/xfghfzdgbv/zettai.htm
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/venture/1190483908/


個人的な考えでは、ハコ企業の株に手を出さないことは、黒い資金の流れを減らすことにつながるので、一つの社会貢献になると思います。まあ、そういう銘柄ってたちの悪い動きをするので損をしやすいですし、手を出さないほうが自分の懐にも優しいですね。

[さ のさん]

こういう情報は大事ですよね。

ほんと怪しい銘柄には近づきたくありません。

[Tanpanさん]

業績が悪い銘柄を買うって・・？？
現時点で業績が良いとか、今は業績が悪くても将来性が有るとかの選択肢以外にただ単に「業績が悪くても買う」っていう選択肢があったんですか？ＸＸ
買う人はどんな基準で買っていたのでしょう？？
・・それも相場なんですね・・

[NGTNさん]

さのさん、
怪しい銘柄で利益を出し続けている人は殆どいないでしょうし、近づかないのがベストでしょうね。君子危うきに近寄らず。

Tanpanさん、
最初はまともな企業活動をしていても、活動が上手くいかなくなって資金繰りに困ってしまう企業はよくあります。財務が悪くて製品・サービスの見通しも暗いものとなると銀行もなかなか融資してくれなくなり普通社債の発行も難しくなるので、そこに怪しいファンド・仕手筋などの黒い資金がつけこんで、MSCBなどの大量増資を引き受けます。そこから経営陣に徐々に食い込んでいって、背後から会社を思うままに動かせるようになればハコの出来上がりです。他には、上場前から出資しておいて上場時には売却益を得て、その後はハコとして利用するケースもあります。市場で発行株式を買い占めるパターンもありますが、MSCB全盛の時代なので、このパターンは今はそんなにないのでは。
私はそんなに詳しくないので、間違ったところもあるかもしれませんが、大筋はこんな感じじゃないかと思います（詳しく知らなくても近寄らなければいいや、と思っているのでそんなに調べてないです）。

[ｲｶのおすしさん]

タクティクスオウガですか!!良いゲームですねー。

僕はハコ企業とか仕手筋の話が好きで(売買はしませんけど)J_Coffeeさんのサイトなんかをワクワクしながら読んでいましたよ！いつか怪しいファンドの聖地、ケイマン諸島に行ってみたいなー、と思ってます！

[さ のさん]

ん、これタクティクスオウガですか？

あ、そういえばスクエアが買収したんでしたっけ。

[NGTNさん]

なんとかタクティスは昔やって面白かった記憶があるのですが、この画像の正確な元ネタは不明っす。ネットで見つけて気に入ったので使ってみました。「MSCBなど正気の沙汰とは思えませぬ！」

こういう胡散臭い企業や資金の動きは、怖いもの見たさというか何というか・・・怪しい魅力がありますよね。聖地ケイマンは、以前WBSで塩田キャスターが取材に行っていたのを見たような。小奇麗な南国の町と言った風情でした。

[aaaacさん]

竹田和平さんが超低位株は危ないって言ってたけど不正な増資を繰り返してきた企業が多いからなんですね。リンク先は本当に参考になります。「命という名の責任の重さ」を自覚しました。

[NGTNさん]

今の株価二桁銘柄には手を出さないほうが良いでしょうね。2003年の大底局面では住金などもまともな企業も株価二桁でしたが、既に景気が回復した現在で株価二桁なのは、ハコになっているか業績の回復見込みが殆どない企業ばかりだと思います。