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☆今日の相場概況☆
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昨晩のNY市場は,大幅安でマイナス186ドルとなりました。
決算発表の本格化前ということでリスク回避から
売られる展開。
金融機関の不良債権が4兆ドルに達するとの
IMF見通しの報道、またジョージソロス氏の見解も
売りを呼ぶきっかけになった模様です。
これを受けての、日本市場ですが、
もちろん、ギャップダウンでのスタートとなります。
寄り付きは、8730円とほぼ、CME日経平均値。
その後は、値を下げて行く展開となり10:00前には、
8650円安値をつけます。
ここからはもみ合う展開となり、一時的には8700円を超えた
りもしましたが、買い戻しの域をでず、
前引けは、8670円とマイナス190円で終えています。
後場になると、アジア市場ももちろん、軟調であったこと、
GLOBEXも値を崩してきていたことから、
大きく売られての寄り付きとなり、8600円と前場終値から70円のギャップダウンで始まります。
その後は、8560円まで売られる場面もありましたが、
8600円をはさんで狭いレンジの動きが、
大引けまで続きました。
米国の株安、100円を割り込んだ為替、
国内企業も業績の下方修正が相次ぎ、
業績低迷がまだまだ続くのではないかとの懸念が広がってい
るということのようです。
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★個別銘柄の動向★
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主力銘柄は、そうじて軟調な展開となっていますが、
前場のうちは、追加景気対策に盛り込む、
自動車の買い替え促進策が支えとなり、
自動車株は買われる展開となりました。
それでも、さすがに後場には値を消していき、
トヨタ、ホンダ、日産、マツダ等マイナス引けで終わ
っています。
もちろん、電機では、パナソニック、キャノン、ソニー
と揃って大幅マイナス。
ソニーなどは朝方は売り気配が10分間ありました。
本日、業績の下方修正をザラ場中に発表したシャープは、
-53円と朝方から売り先行でした。
今日も、こんな相場状態ですから、昨日同様低位株物色の流れは続き、
川島織セルが、+21円と暴騰しランキングトップ、
2位には井筒屋が+11円、
その他、ハザマ、日本道路、東亜道路など景気対策期待の建設株も登場しています。
ゴールドマンが、6月頃の液晶の需給減速リスクから、投資判断を売りに引き下げた日東電工がおおきく続落。
今日は、内需系銘柄に元気なものが多く、ABCマートが+125円、7&iが+90円、しまむらが+90円などとなっています。
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♪♪明日以降の考え方♪♪
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ザラ場中の値動きは小さなものでしたが、前場、後場ともギャップダウンであったので、-280円と大きく下げた一日となりました。
今後、しっかりと上昇トレンドになってもらうためにも、
ここはしっかりと押してもらいたいところです。
今週はミニSQもあり、そこへ向けての動きもありそうですが、短期売りを交えながら、買いチャンスをしっかり待つ週になりそうです。
ただ、もちろん相場ですから、いつでもどんな状態にも対応準備はしっかりと整えて! ですね。
1件のコメントがあります
1~1件 / 全1件
こんばんは。
今日は内需関連がよかったですね。
特にREITはすごい販売系も今まで円安で見向きもされなかったが円高で見直されたか?
3月にユーロも日経平均も2番底をつけたようですので、円安、株高のトレンドは変わらないでしょうが企業の決算で左右されるでしょう。個別はわからないですね。
今日は内需関連がよかったですね。
特にREITはすごい販売系も今まで円安で見向きもされなかったが円高で見直されたか?
3月にユーロも日経平均も2番底をつけたようですので、円安、株高のトレンドは変わらないでしょうが企業の決算で左右されるでしょう。個別はわからないですね。