華花はなはなさんのブログ

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急ピッチな相場上昇を警戒

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☆今日の相場概況☆
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先週末のNY市場は小幅続伸。

朝方の雇用統計の失業率は8.5%と1982年以降
最悪の数字ではありましたが、市場予想と一致し織り込み済みと受け取られます。

バーナンキ議長の金融機関の安定にあらゆる手段を
講じるとの発言に金融株が買われ、相場を押し上げました。
これで、NYダウは4週連続の値上がり、1933年以来の好成績だそうです。

これを受けての日本市場ですが、もちろん上昇しての始まりとなります。
寄り付きは、大幅ギャップアップの8950円からのスタート。ここからは、一旦売られて8900円を割り込み、
8870円をつけますが、上昇し弾みがついているだけに、
目前に迫った9000円を目の前にして、腰折れしてなるものかとばかりに、ここからは上昇を始めます。

もちろん、先週の米国株高や足元の円安が追い風となっている訳です。

とうとう10:30過ぎには。9000円を回復し、9010円高値をつけます。
ここからは、さすがに達成感もあり、利益確定売りに押されますが、
前引けは8960円と高値圏での引けとなりました。
残念ながら、日経平均(現物)は9000円には届きませんでした。

後場になると、8990円寄り付きと、前場終値からは、30円上昇してのスタート。
再度、9000円超えに挑戦しにいきますが、戻り売りや、
利益確定売りに押され、9000円を超えることができず、
値を崩していきます。
もちろん先週からの驀進、もっとさかのぼれば、3月SQ以降、
ほぼ押しらしいものもつくらずにきている訳ですから、急ピッチな相場上昇を警戒されるわけです。

多少の戻しも入りましたが、後場は終始売られる展開となり、14:30前には、8820円と本日の安値をつけます。
ここからは多少のショートカバーも入り引けは、8890円。
8900円をキープすることはできませんでした。
9000円を見たことによる達成感もでてきた模様です。


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★個別銘柄の動向★
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指数同様に、朝の寄り付きから前場中盤までは、すくすくと上昇していく銘柄が多く見受けられましたが、そこからは値を消していくものが多くなりました。

ここのところの相場のけん引役のトヨタ、ホンダ、日産なのどの自動車株は、トヨタはなんとかプラス引けでしたが、ホンダ、日産はマイナス引けとなっています。
マツダが対ユーロでの円安傾向が好感されて大幅上昇で
年初来高値更新。
引けにかけてもさほど値を崩すこともありませんでした。
ソニー、キャノン、パナソニック、シャープなど
の電機ハイテクも後場値を崩しますが、続伸。

反面、銀行株に元気が無く「景気悪化に伴う与信コストの上昇から大幅な業績改善は見込みにくい」との見方から、
売りが先行、みずほ、三菱UFJ、三井住友の
メガバンクから、地方銀まで値を崩す展開となっています。

素材系銘柄も、新日鉄、住金、神戸製鋼はプラス、先週大きく上昇してきた、JEF HDはマイナス引けとなっています。
非鉄の大平洋金属、冶金工が終始強い展開となりました。

その他目だったところでは、「主要株主のSPICA2号投資事業組合から、5月28日開催予定の定時株主総会での株主提案を受け取った」ということが材料視された、レナウンが大幅上昇でランキング上位に君臨。

飛島建設、大末建設、西松建設、若築建設などの低位株価が建設株が短期資金を巻き込み大賑わい。
飛島建設などは、先週終値21円から本日終値35円と6割以上の上昇となっています。
その他にも、先週同様に津田駒、富士火災、FDK、クラリオンなど、200円以下の銘柄がランキングの上位のほとんどを占めるという、本日の状況です。


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♪♪明日以降の考え方♪♪
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本日も、陰線引けながら、+160円と大幅続伸となりました。

9000円にもタッチしてそろそろ満足してくれるのでしょうかね?

1週間程度のしっかりとした押しを期待したいところです。

今週はミニSQもあるので多少は影響がでてくるのかな。

いずれにしても、買いモードには、変わりなく、落ちたところは反転をしっかり狙うという感じですね。

さて、今週もがんばりましょう!!
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