3日のNYダウは40ドル弱の上昇となりましたが、大引けにかけて金融株が戻してやっとプラスで終ったという状況でした。3月の雇用統計もISM非製造業景況指数も市場の頭を押さえました。
そのため、日経平均株価も頭の重い展開を予想しています。高く寄り付けば、上げ幅を縮小する可能性があります。
特に気になるのは、先週金曜日の日経平均先物が夕場で大きく上げたこと。米国の雇用統計が予想より改善して、NYダウが大幅に上昇することを期待した動きであったように思います。そのため、がっかりした投資家が多いのでは?
今日は2月の景気動向指数速報が2時ごろ発表されます。株式市場にあまり大きな影響はないと見ています。ミニストップやイオンモールなど小売関連の決算発表がいよいよ本格化します。