為替が一時1ドル100円を超えました。この円安傾向により、引き続きトヨタなどの輸出関連株が強いです。
ただ、これらの銘柄には短期的な過熱感が強く、ここからの投資はオススメできません。一時的な円安が材料視されただけであり、外需の回復の兆しがないなかでの投資は危険です。
個人的にはキッコーマンに注目しています。営業利益の半分を海外で稼ぐ同社は、円安メリットを大きくうけます。また、欧州では、日本食ブームが続いており、足元も二桁成長が続くなど販売面も好調です。
電話取材の感触では、米国での販売も、今後マイナス成長となる可能性は低いようです。食品業界のPERを下回る現在の株価水準は魅力的と言えるでしょう。