①元本および利益が保証されていない。これは株式投資でも同じですよね。
②「売り」「買い」どちらの建玉(たてぎょく:未決済になっている契約総数)にせよ自分の予想に反した動きがあれば、証拠金以上に損失が膨らむ可能性があります。
例えば、日経225先物を9000円で1枚売り建てた場合、現在の証拠金が111万円(楽天証券による)なので、7890円までは証拠金の範囲です。
③証拠金以上に損失が膨らむと、追加差し入れが必要な場合があります。前述の例でいうと、7890円を下回ると追加差し入れが必要となります。このことを追証(おいしょう)といい次回掲載します。
④取引に過熱感が生じた場合には規制措置(サーキット・ブレーカー制度)が発動されることがあります。
⑤日経225先物取引には取引期限があり、建玉の満期日までに反対売買しない場合、SQ(特別清算値)で強制決済されるので、自分の意図したとおりの取引ができないことがあります。