3月31日の米国株式相場は3営業日ぶりに反発。ダウ工業株30種平均は前日比86ドル90セント高の7608ドル92セント、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同26.79ポイント高の1528.59で終えた。前日に大幅下落した後とあって、自律反発狙いの買いが入った。 前日までの2日間でダウ平均が402ドル下げていたため、値ごろ感からの買いにつながった。四半期末で投資信託などを含む機関投資家が持ち高を調整するために、大型ハイテク株などに買いを入れていたことも相場を押し上げた。下院金融サービス委員会のフランク委員長の発言などを受け、金融商品の時価会計基準緩和の思惑が強まったこともあり、銀行株にも買いが膨らんだ。