年度末独特の相場がほぼ終わった。
今年は金融危機の中、公的資金による買い上げ、外資系証券による吊り上げ、思わぬ上昇となったための買戻し・・・等々本当に異様な相場であった。
４／２にＧ２０を控え、ここでは国際通貨や金融機関の監視、タックスヘイブン、秘密口座対策などが議論されそうだが欧米や中国、ロシア等の溝は深く適切な合意に至るとは思えない。
また北朝鮮のテポドン発射と迎撃など地政学リスクもある。
３月期末を乗り切るため各企業は何とかやりくりをしたが、そこでの無理がこれからじわじわと業績にきいて来る。
３月期は何とか乗り切ったが、４～６月に掛けて企業倒産が増えるのではないだろうか？
ＮＫは異常に上昇されたためＰＥＲは１００倍を超えた。これから適正な水準に向け下がっていくであろう。
４月危機は多くの本が書いているのでないという説もあるが、ＮＹもＮＫも異常に上げただけに、４月危機もあり得るのではないか。４月危機がなかったとしても５月、６月、７月などいつ再燃してもおかしくない。
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