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日経225先物 基礎第5回 「日経225先物の魅力は?」

①少額資金(証拠金)で大きな取引ができる(レバレッジ効果)
日経225先物の場合、111万円の証拠金(2009/3/24、楽天証券)で日経225の1000倍(日経225が8400円時840万円)の金額の運用が可能となります。この場合のレバレッジ効果は7.5倍です。つまり、自己資金の7.5倍の損益追求が可能となります。

②株価下落局面でも利益を追求できる
日経225先物取引は日経225が今後下落すると推測した場合、売りから入ることができます。例えば、日経225が8400円時に1枚(840万円)売ったとしましょう。近い将来8000円になった場合、1枚(800万円)を買戻すことでその差額40万円(400円×1000倍)を得ることができます。

③倒産リスクがない
日経225先物取引は株価指数の先物を取引しているので個別株のような倒産リスクはありません。投資先が倒産して証券が紙切れになり価値がゼロになる心配がいらないのです。

④価格変動リスクが緩やか
個別株のように1日で数10%上下することはありません。普段なら数%程度です。

⑤トレンド(方向性)がわかりやすい
日経225の動きはマーケット全体の動きに近いので、トレンドがわかりやすくその波に乗れば利益を得ることも難しくはありません。一方、個別株は企業の財務内容、業績、業界、不祥事等が株価に影響を与えるのでトレンドが複雑にならざるを得ません。

⑥売りヘッジで保有株の下落リスクを軽減
株価が今後下落すると推測できたとしても、保有株は持ち続け耐えなければなりません。そのような場合、保有株と同程度の日経225先物を売ることで保有株の含み損を相殺することができます。例えば、保有株840万円が下落すると推測し、日経225が8400円時に日経225先物を1枚(111万円の証拠金で840万円分)を売りました。近い将来に保有株が800万円、日経225が8000円になったとしましょう。保有株は40万円の含み損が発生しますが、日経225先物は40万円の利益を得ることができます。ただし、保有株と日経225との連動性には注意が必要です。

⑦個別銘柄の選択が不要
日経225先物の銘柄は日経225先物だけです。一方、個別株は4000銘柄以上の中から選択し投資する必要があります。値上がりしそうな個別株を自分で探す楽しみは株式投資妙味のひとつです。

⑧信用取引に考慮する金利や貸株料が必要ない
株式投資でも信用取引なら日経225先物取引と同じように売りや買いから入ることができる銘柄もあります。その際は手数料以外に金利や貸株料が発生します。コスト面では日経225先物が有利と言えるでしょう。

長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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