ユリウスさんのブログ

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ロシアは老人問題がない??

 2,3日前に本屋の立ち読みで、「ロシアの男女の平均寿命の差が14歳もある」と書いてある箇所に出くわした。正直「そんなバカな」と思ったけれど、ロシアと言う国はわが国の常識では推し量れないようなことが往々にしてあるので、帰宅してからネットで調べてみた。

 そしたらありました。男58歳、女は72歳という数字が。念のために、最新(2006年)の数字も調べました。やっぱり、男59歳、女73歳で、平均寿命の男女差は確かに14歳もあるのです。戦争もしていないし、内戦もない国がどうしてこんなことになっているのでしょうか?

 そのナゾは国連開発計画「人間開発報告書2005」に解がありました。
「ロシアでは、食事と生活様式の影響で、心血管疾患の発生率が高い。ロシアではこの先進国病のほかに感染症が増加しており、結核やHIV/エイズの脅威が増大している。殺人や自殺も、アルコールの過剰摂取と密接に関連している」

 ちょっと上品に書いてあるが、ようするに先進国病を放置しているのです。もっとハッキリ言えば、男のアルコール(ウオッカ)摂取量が桁違いに大きいことが一番の要因なのです。

 こんな小咄からも、それは伺える。
酔っぱらいの亭主を見かねた妻が詰め寄った。
「あんた! ウォトカをとるの、私をとるの? ハッキリしてちょうだい」
「その場合のウォトカは何本かね?」


 男が飲んだくれて60歳前に死んでくれるのだから、ロシアでは「老人問題」の半分以上は解決しているのではないか? ロシアの政策で、酒とタバコがものすごく安いと聞いているが、大人の知恵と言ってはなんですが、ロシア政府はなかなかやるもんですね。(何を飲もうと、何をどれだけ食べようと、その結果、お腹の周りが何センチになろうと、内臓に脂肪がいくらつこうと、それは個人の自由な生き方の結果であって、政府が口出しすることではありません。ここ、ポイントです)
 
 それに引きかえ、我が国は「メタボ対策」などと称して、大金をかけて、国民一人一人の腹の周りをメジャーで測って、「あと1センチ縮めろ」なんて余計なお世話をしている。(子供じゃあるまいし、バカバカしくて、腹立たしい)

 もうすぐ後期高齢者の仲間入りをする翔年はあえて言わせてもらおう。わが国は長い時間をかけて、いるのまにか、みんな善意の持ち主で、やさしい振りをして、過剰医療、過剰介護を、国も国民も金科玉条とするように、なってしまっている。もしこれを疑ったり、疑問を呈する人間は人権尊重派から攻撃を受けるから黙っている。その結果、誰が一番困るのか。次の世代の若者達が身に余る重荷を背負わされているのです。もうこれ以上、若い世代に重荷を背をわせてはなりません。
 

 選挙の票数も老人が多い、だから、政治家は老人が立候補し、老人が選ばれる。かくして、自民党も民主党も、最近の政策は改革路線から少しずつ離れ始めている。例えば自民党の郵政改革の後戻り、農業の減反選択性採用、民主党の農業従事者へのバラマキ等々、到底、21世紀のわが国を強くする政策ではありません。すべて後ろ向き、今老人が喜ぶ政策ばかりだと言っても過言ではありません。
 
 若者が立ち上がらないのなら、白い目で見られるのを恐れず、老人が自ら異をとなえるしか道はありません。「みなさん! 古い骨董品みたいに大切に扱ってくれるけど、もういいよ」と。
※因みに、日本は男79歳、女86歳

 また書きます。
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