この週明け、日本市場は続落するとみている。それはＮＹが約200ドル安（計2日の合計）であるとともに、ＡＩＧのボーナス過少申告や米国財政赤字が1兆8,000憶ドルあまりとなる見通しを示したこと、加えて日本経団連会長からの30兆円規模の景気対策を、との意見を受けて、財務相は10兆円規模の追加支援策しか打ち出していないことにおける失望感を考えると、到底相場を押し上げるだけの買い要因にはなりそうもないからだ。
企業の大手、具体的ではないにせよ、多くの企業はこの期末における株安をどう乗り切るかを迫られているというのに、この地合いでは一段の上げ相場とはなりそうもない。
私はディフェンスに回ることはしたくなかったのだが、少なくとも今週の前半は売りから入るのが得策のように思える。
信越化の売りは加速すると見たが。
