野村の不動産投信のETFから初めての配当が届いた。1株あたり5.4円(税引き後は4.86円)だった。年4回この配当なので、現在株価847円から計算すると年利回りは2.55%となる。現在優良REITでも配当利回りは約5%くらいはあるので予想より大幅に低い。このETFの信託報酬はわずか年0.336%だから配当も構成REITの加重平均になるはずであり、上記の結果は腑に落ちない。今回(2月10日決算)の配当が低かったことの私なりの解釈は「発足後間もないことなどや各REITの権利落ち日の関係などの理由で昨年9月から12月までの第3四半期の配当が少なかったため」と思っている。通年では年6~7%を期待している。
このETF(#1343)は10株から買えるので最低8500円くらいから投資できる。ちなみに同種ETFの#1345の単位株数は100株。長期投資として累積投資に組み入れておき配当も自動受取にしておくと、ドルコスト平均法のメリットが十分に生かされることになると思います。いままで妻の虎の子投資にはREITを買っていましたが、昨年以前までの利益が昨年のニューシティーREITの破綻のショックで吹っ飛びました。しかし、REIT-ETFは安心感が違います。安定的なインカムゲインを目的とする投資に向いていると思います。実際の不動産賃貸などの投資に比べると苦労やトラブルはほとんどゼロといっていい気楽さです。