19日の米国株式相場は3日ぶり反落。ダウ工業株30種平均は前日比85ドル78セント安の7400ドル80セント、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は7.74ポイント安の1483.48で終えた。前日までの急ピッチな相場上昇を受けて警戒感が高まり、利益確定の売りが優勢となった。 前日は米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融緩和策が好感され、主要株価は2月中旬以来の高値で終えた。ただ、ダウ平均は約12年ぶりの安値を付けた9日以降、上昇率が約14%に達しており、短期的な過熱感が意識され、売りが出やすかった。