16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。大引けは前週末比134円87 銭(1.78%)高の7704円15銭だった。終値で7700円台を回復したのは2月16日以来、1カ月ぶり。政府の景気刺激策への期待感が引き続き相場を押し上げ、三菱UFJや三井住友FGといった大手銀行株が買われた。外国為替市場で円相場が1ドル=98円台前半で推移し、前週末夕刻の東京市場の水準と比べて円安・ドル高方向に振れたこともキヤノンやソニーなどの上昇につながった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。朝高後は高値圏での小動きが続いた。