byr00455さんのブログ
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投資について考える(番外編) ~私の場合③
前回までは私がどのようなして為替取引にかかわってきたか、また現在の取引スタイルについて簡単に説明させていただきました。
今回は、いよいよ"株式取引への取組み姿勢"についてです。
賢明な方であれば既に薄々とはお気付きでしょうが、
一言で言い表すならば「全ク オ話ニナラナイ レベル」であることを最初にお断りしておきたいと思います。
私が株取引を始めたのは、就職をして数年が過ぎた頃であり、当時の日本経済はバブル期を迎え好況を呈し始めていました。"どんな株でもしばらく放置しておけば必ず儲かる"ような時期に、さほど興味もないまま取引先の求めに応じて口座を開設し、そのついでに取引まで始めてしまったことは、非常に幸運である一方、さしたる勉強・努力もないまま取引を継続する結果を招きました。
取引を繰り返すたびに資金は順調に増え続け、「株価が下落する銘柄はさっさと投げて、次の銘柄を物色した方が得」という考え方と大勢のアドバイザーに助けられ、バブル崩壊時の損失も極めて軽微なもので済んでしまいました。
やがて日経平均株価も下げ止まり落ち着きを見せはじめ、株取引を再開した私は"どんな株でもしばらく放置しておけば必ず儲かる"時代は既に終焉を迎えたことを実感し、新たな取引スタイル(そんな大仰なモノではないのですが・・・)を身につけます。
それは現在も継続している"配当・優待狙い"での取引です。
たとえ株価が下落しても、保有期間に得られる配当や株主優待の額をも含めて保有銘柄の損益を評価するという実にお気楽な発想です。私にとって魅力的な銘柄とは、予想配当利回りが高い株や、自分が利用しやすい株主優待をおこなっている銘柄であり、そうした配当や優待を継続して受けられるのであれば保有期間が長くなれば長くなる程得という考え方なのです。
しかし、為替マーケットにおいて、日々微々たる利益を必死になって積み上げている今、やはり株式取引における自らの姿勢には違和感を覚えずにはいられなくなってきました。一旦取得した銘柄は、長期間保有し続けること自体が目的とも言えるスタイルを改めて、もう少しシビアに損益に拘るべきではないかと考え始めたのです。
"みんかぶ"には、「より多くの人の(株式)取引手法に触れて参考にしよう」とあちこちの株式投資関連サイト巡りをしているうちに出会いました。
相変わらず配当利回りや株主優待に魅力を感じてしまう私には、皆さんの日記を拝見して気の利いたコメントを残せるような知恵も知識もありませんが、どうか暖かい目で見守っていただけますようお願いいたします。
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それはそれで「合理的」な方法だと思いますよ。
でもbyr00455さんが新しいトレードスタイルを模索されるということでしたら、
そういうタイミングなんだと思います。
きっとみんかぶでいろいろヒントを見つけられると思いますよ!
(短期トレードの先生は、かなりレベルの高い方が何人もいらっしゃいます)
>短期トレードの先生は、かなりレベルの高い方が何人もいらっしゃいます
ところがですねー、困ったことに私は中長期を意識しての株取引をしたいんですよ。
短期トレードという意味では、毎日為替で"斬ったはった"をやっておりますし、一応の成果も得ているので、株でまで同じことをやろうという気にはなれないんです。
恐らく短期取引に徹した方が成績は安定すると思うのですが、そうであるならば慣れ親しんだ土俵:為替での方が有利に戦えると思うし、何よりも完全な投機と化してしまっている為替とは異なり、株式取引では少しは楽しみたいという思いがあるんです。(この辺りが、私が本質的に甘い人間であることを現してしまっていますねぇw)
株育成計画2さんの取り組み方や楽しみ方も、私にはとても参考になっていますよ。("あしあと"だけを残す読み逃げばかりで申し訳ないです。)
こちらの文章を読んで、
勝手に「短期」にするのだと思ってしまいました。
トレードスタイルをがらっと変えるのではなく、
利益についてよりシビアに追及していくということなんですね。
> 株式取引では少しは楽しみたいという思いがあるんです。(この辺りが、私が本質的に甘い人間であることを現してしまっていますねぇw)
非常に共感いたします。
ロマン的な要素があるからこそ、続けれられる。
(兼業だから、こんなこと言えるんでしょうけど)
私の場合、それプラス「試行錯誤」がかなりあるので、
それで楽しいのかも知れません(笑)
>利益についてよりシビアに追及していくということなんですね。
はい、その通りです。お恥ずかしい話ですが、株取引での運用額が決して大きくないこともあり、これまでの私は株価の動きにはほとんど無頓着でした。キャピタル・ゲイン自体が目的ではなかったので、配当利回りさえ維持されれば良かったのです。
しかし、8月の暴落の際、それまで結構な含み益が乗っていた銘柄が、含み損へと一転したのを見て思いました。「利益を得られる時に得ておくべきだ」と。為替の取引では、ある程度利益が乗ったら利益確保のためのSTOPを置くことを徹底していますが、株においてはあまりにものん気過ぎました。
同様に運用効率を考えて、損切りをルール化することも検討しています。
>ロマン的な要素があるからこそ、続けれられる。
円にもドルにもユーロにも、何の思い入れもありませんしそれを持つことなどとても出来ません。
でも株は我々が日常様々な形で接している企業の活動を支える役割を果たしています。最近は多少マシになりましたが、昔は「この会社好きだから」という理由で株を買っていましたw