映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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NYかろうじて下げ止まる

3月6日の日経平均は、7173.10(-260.39)とダウの下げにお付き合いして大幅な下げ。なんとか7100円台を維持したものの、RCIは頭をうっていて、先行きは不透明だ。週足RCIがまもなく底に届くが、底ばいを続ける間は、下落が続く可能性がある。

6日のダウは6626.94(+32.50)とかろうじて下げ止まった。しかし日足の転換線も基準線も下向き、MACDも下げており、RCIも底ばいを続けていて下げ止まった感じにはなっていない。週足RCIが底に達しているのでこのあたりでとまりそうだと期待したいが、なお2-3週間は底ばいをつづけ、下落を継続する可能性が高い。

一方ドル円は98.33。100円近辺まであげて下落してきたが転換線96.97の上でとまっている。ただ日足のRCIは天井をうってきているので、これから円安にしばらく振れやすい。基準線94.25、雲の上限93.26あたりまでは戻してくる可能性があるが、週足は基準線がらみになっているが、転換線が上昇、MACDもRCIもまだ上昇しており、中期的にはドルの勢いがある。月足のRCIも底打ち上昇中であり、ドルは長い目で見て堅調に推移しそうだ。

アメリカの雇用統計は65.1万人減少、失業率8.1%と非常に厳しい数字であったが、予想以上に悪くなかったという反応のようだ。AIGなども破綻させないということで、なんとか下げ止まったというところだが、まだ下落の危険はさらない。中国への期待ということですこし戻したといわれているが、極端な輸出依存で、労働分配率が低い中国が、インフラ投資を拡大しても、内需拡大に転換することはなかなか困難であると思われる。やはりアメリカの金融不安、そして住宅市場が解決しないと今回の危機は出口がみえないであろう。とはいえまだ解決には程遠いが、日欧にくらべれば政策当局の対応がそれなりに評価されているというのが、為替の動きであろうか。金融機関の査定が終わるころに最悪期を脱することを期待したい。
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