4日の米国株式相場は6営業日ぶりに反発。ダウ工業株30種平均は前日比149ドル82セント高の6875ドル84セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は32.73ポイント高の1353.74で終えた。前日までの相場急落を受けた値ごろ感などから買いが優勢となった。 ダウ平均は前日までの5日続落で約9%(約625ドル)下落しており、値ごろ感からの買い戻しが入りやすかった。同日は中国が追加的な景気刺激策を実施するとの観測からアジア・欧州株式相場が堅調に推移したことも支援材料となり、米市場も買い優勢となった。中国景気の改善に伴うインフラ需要拡大の思惑などからキャタピラーやアルコアなどが買われた。ダウ平均は上げ幅が250ドル超となる場面があった。