東証大幅反落 銀行株など売られ直近安値下回る場面も

kuma_kuroiwaさん
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 2日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。終値は前週末比288円27銭(3.81%)安の7280円15銭で、後場中ごろ過ぎには先月24日の直近安値7268円を下回る場面があった。前週末の米株式市場で米ダウ工業株30種平均が続落し1997年5月以来約12年ぶりの安値で終えたことを受け、朝方から幅広い銘柄に売りが出た。内外の景気の先行き不透明感や換金売りなどを警戒するムードが強かった。米政府によるシティグループなどへの追加支援策を受け米金融機関の厳しい状況が意識され、みずほFGなど銀行株に売りが出たほか、出資先の米半導体製造のスパンションの破綻を背景に富士通が昨年来安値を更新した。 東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。一時は2月24日に付けた、83年12月以来の安値である730を下回った。
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