26日の米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は前日比88ドル81セント安の7182ドル08セント、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は 33.96ポイント安の1391.47で終えた。1月の耐久財受注額など米景気の低迷を示す経済指標の発表が続き、相場の重しとなった。ヘルスケア関連銘柄の下落も足かせ。ただ国有化懸念の後退した金融株には買いが続き、午前中にはダウ平均が100ドル超上げる場面もあった。 午前に発表の1月の米耐久財受注額、新築住宅販売件数に加え、週間の新規失業保険申請件数が市場予想より悪い内容で、米景気への懸念が改めて広がった。オバマ米大統領が中期の財政見通しと2010会計年度予算の基本方針を発表。医療保険の見直しでメディケア(高齢者医療保険)関連の支出が削減されるとの見方が広がり、ヘルスケア銘柄が軒並み大きく下げた。