26日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落。大引けは前日比3円29銭(0.04%)安の7457円93銭だった。前場は堅調に推移したが、一段と買い進む投資家は目立たず、後場中ごろ過ぎから上値の重さを嫌気した売りが増え、指数を押し下げた。政府による株価対策発動への期待や、公的資金などの買い観測を背景に下値不安は限られたが、米国で26日発表される1月の米新築住宅販売件数や、国内であす発表の1月の鉱工業生産指数や失業率などの内容を見極めたいとして、次第に買い手控えムードが強まった。外国為替市場で円相場が前日に比べて下落し、ホンダなど輸出関連株の一角は上昇したが、ハイテク株には後場に下げへ転じる銘柄が目立った。東証株価指数(TOPIX)も反落。