米国株、ダウ反落 利益確定売り、銀行株は高安まちまち

kuma_kuroiwaさん
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 25日の米国株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は前日比80ドル05セント安の7270ドル89セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は16.40ポイント安の1425.43で終えた。前日に急反発した反動で利益確定売りが優勢となった。ただ、大手銀行の健全性審査(ストレステスト)を巡る思惑で売り買いが交錯し、ダウ平均は午後に上昇に転じる場面もあった。 前日のダウ平均はバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で銀行国有化に否定的な発言があったことを好感し、今年3番目の上げ幅を記録していた。オバマ大統領が前日夜の議会演説で、経済政策について目新しい発言がなかったこともあり、この日は朝方から利益確定売りが先行した。午前発表の1月の中古住宅販売件数が市場予想を下回って減少したことも市場心理を圧迫し、ダウ平均の下げ幅は200ドル近くに達する場面があった。
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