戻り弱く

[映画ずきのしんちゃんさん]

２５日の日経平均は７４６１．２２（＋１９２．６６）と反発。 転換線７５２１で頭を抑えられている。転換線までも戻していないので、自律反発の域をでていない。日足ＲＣＩは底から頭をもたげており、多少は戻っておかしくないが、弱い。
２５日のＮＹは、７２７０．８９（－８０．０５）と引けに賭けてまた売られた。転換線７５４４にもとどかずに再び下落した形で、直近の安値をきってはいないが、戻りがいかにも弱い。日足のＲＣＩは底なので、しばらく戻りがあるはずだが、弱弱しい。週足のＲＣＩも底になっており、どんどん下げるとは思えないのだが。
金融機関の不良債権の査定が現実的になってきて、金融機関のほうはすこし遠くに出口が見えてきた感じだが、中古住宅販売はさらに落ち込んでおり、来日したケースシラーという指標を開発したエールのシラー教授も、住宅市場の大きさからみて、政府の対策は小粒であることを指摘しているようで、元凶の住宅不況のほうはまだまだ出口がみえない感じである。