①金曜のダウはボリバンー３σタッチでのテクニカルでの反発にすぎず、トレンド転換の兆しはみえない
（ただしオシレーターは売られすぎを示しているものもあるので多少の戻りはあるかも）
②相場は「悪材料なれ」とともに「良い材料なれ」してしまったので、１０月や１１月のような急反発はないと思います。
１０月や１１月はまだ政策が出遅れていたので、つまりはこれから政策がでてよくなるかもしれないとの「期待」があっての反発だったと思います。でも、今回は政策もかなり出尽くした感じがあるので、実際政策の効果が見え始めるか、根本的な解決策（ＧＭ，不良債権買い取り）がない限り、大幅反発も無理だと思います。みんな狼少年には飽きた感じが、、、
③前回は底が見えなかったのでヘッジ売りがかさみ、その買い戻しでの踏み上げ急上昇で上げた感じがありますが、今回は前回安値という一応の底の目安がわかっているので、空売りの買い戻しはかなり進んでいる＝踏み上げによる上昇はない
よって、１０月や１１月のような反発を望むのは難しいかと思います。
ただ、
①月末のお化粧買い期待
②年度末に向けた年金の根性買い
③来週金融安定化の詳細発表
で多少は戻すかもしれないとは思いますが、戻り売り継続です。
日経の当面の予想レンジとして考えられるのは２つ
①１・１４－１・２９上値、１２・１２－１・２９下値としたレンジ（緩やかな下降トレンド）
②１・７－１・２９上値、1・14からのラインを下値としたレンジ（①より急な下降トレンド）
後は別の観点から
③１・７－２・９の上値ラインと１０・２８からの下値ラインの三角頂点が５週平均線７７７５近辺
④１・７－１・２９の上値ラインと１２・１２－１・２６下値ラインの三角頂点ボリバン－３σ（７１５０）
③、④が上値、下値の重要価格となりそうです。
下値めど
⑤２・３－２・９Ｅ値 ７２７０（金曜夕場達成済み）
⑥１・９－２・１２Ｅ値 ７０５０ Ｎ値７２８０（金曜夕場達成済み）
⑦２・１２３－２・１８Ｅ値 ７０３０ Ｎ値 ７２１０（本日安値達成済み）
戻りめど
⑧２・９－２・２３の３８．２戻し ７６００ 半値戻し ７７３０ ６１．８戻し ７８６０
⑨直近高安の６１．８戻し ７４７０（夕場達成済み）
以上から今日の日経はボリバンー３σ（７２１０）Ｎ値（７２１０）トレンドライン下限タッチ によるテクニカルでの反発にすぎないのでは、、、と思います。
