米国株、ダウ続落100ドル安 銀行「国有化」懸念が重し

kuma_kuroiwaさん
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 20日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は続落。前日比100ドル28セント安の7365ドル67セントと、2002年10月9日以来の安値で終えた。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら5営業日続落し、終値は1.59ポイント安の1441.23だった。米銀大手の国有化懸念が心理的な重しとなり、売りが優勢となった。 財務懸念で国有化の思惑が広がったシティグループやバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が売られ、ダウ平均の下げを主導した。ともに過去1年(52週)の安値を更新した。ドッド上院銀行委員長が米メディアとのインタビューで、複数の銀行について国有化の可能性に言及したと伝わった。これが嫌気されダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超えた。
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