日本航空が小安い・金融危機融資の活用報道には反応薄

[agawaさん]

日本航空（９２０５）が小幅安。同社は日本政策投資銀行による金融危機対応のための低利融資を活用する検討に入った、と報じられた。最大２０００億円規模の長期資金を調達する方向で国土交通省や経済産業省など関係機関との調整を進めている。景気低迷で旅客需要が急減し、収入減が続けば、航空機購入など設備投資が集中する今秋以降に資金が不足する懸念があるため。調達を前倒しして十分な手元資金を確保することで、経営の安定化を狙うという。このニュース自体は前向きに受け止められているようだが、景気の先行き不透明感が強く、業績悪化への警戒感も強く、株価は反応薄。日本航空の株価は１０時４９分現在１７６円（▼３円）。