16日の東京株式市場で日経平均株価は小反落した。大引けは前週末比29円23銭(0.38%)安の7750円17銭だった。目新しい材料が乏しいなか、前週末終値を挟んで方向感の定まらない展開が続いたが、大引けにかけては小口の売りが優勢だった。昨年4-12月期決算発表をきっかけにいったん悪材料出尽くし感が広がった損保株が買い戻されるなど、個別には上昇する銘柄が多かったが、値がさハイテク株や自動車株といった輸出関連の主力銘柄の一部が戻り待ちの売りに押され、日経平均の重しになった。東証株価指数(TOPIX)は続伸した。