G7で円高是正について議論されるとの観測報道からドル買い円安が進行しました。
が、結局G7では為替は議論されなかったようで、週明けの為替相場はクロス円で円高に振れそうです。
ドルは日足では75日線で上げ止まり、ボリンジャーを上抜いていますのでこれ以上の上昇余地が少なく、絶好の売り場になっています。
P&Fでは買いサイン点灯ですが、これはダマシサインと考えています。
月曜の8時50分に2008年10-12月GDPが発表されます。
大幅なマイナス成長になる可能性があるということで、寄付きから大きく下げそうですね。
底をついたところをリバウンドでとっていく戦略を立てています。
今週は3月決算のためにフォンドの換金売りも激しくなってくるでしょう。
アメリカの不良債権処理の方法が政府と民間と共同で行う方法で確定すれば、不良債権処理に大変時間がかかることになり、ダウはさらに下落するかもしれません。
懸念されるのは、例の公金買いです。
先週末に若干の買い支えが観測されているものの以前の勢いはありません。
ただし、日経平均が7600円を割り込んだ場合は猛烈に買い支えてくるでしょう。
この買い支えのタイミングを見極めることがポイントになります。
万が一、年金買いで株価が急上昇となれば上げ止まったところで打診売りですかね。
チャートを俯瞰する限り、まだまだ下落リスクが高いように思います。