ヘッジファンドの魔術師(19) 感想

keibunさん
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投資の種類について、株式投資以外の方法の概要が分かりました。
また、巨大な資産を動かす人はリスクのヘッジに細心の注意を払っていること、スーパーとレーダーの目から見て、レバレッジを利かして勢いで買っているだけのトレーダーは落第点のようです。

ヘッジファンドというと仕手的なことをいろいろやっている団体なのかと思っていましたが、実際のところファンダメンタルズ重視や機会重視のしごくまっとうな戦略をやっているようです。

投信というのはマイナス運用ばかりの手数料目当ての人達のことだと思っていたのですが、優良ファンドは科学的に本気で運用をしているようで、こういうファンドになら自分の持分を預けてみたい、そう思いました。

ただ、ファンドには戦略が多種多様であり、戦略について理解して選ぶ必要があるし、短期パフォーマンスばかり気にして角を矯めて牛を殺すにならないようにする必要があると理解した。

投資初心者が投資の大局を考えていくための今後のキーワードを発見できる本だと思います。

評価は○、一見の価値ありです。
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