2/11 海運ばら積船市況の指標15連騰

283さん
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ばら積船市況の指標BDIが9日まで15連騰となり急速に戻しているのは、中国の中小鉄鋼メーカーに続き、大手でも海運市況の先高観から船舶の早期手当に動きだしたためだ。

4月以降に中国の鉄鋼メーカーと鉱山会社との価格交渉が値下げで決まれば、船舶手当ては一段と活発化しそうだ。

BDIは昨年5月20日の1万1793ポイントから同12月5日の663ポイントまで20分の1に下がり、ここにきては1800ポイントを超えてきたが、3月末にかけて3000ポイントくらいまで戻しそうだ。

住宅向け鋼材が堅調に推移するなど短期的に中国がばら積船市況をけん引するのは間違いないが、中長期的には日米欧を中心とする世界の自動車市場が回復するかどうかにかかっている。

(海運アナリスト 田中 俊和の話としている。)
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