金融崩壊 第2幕 開幕か?

2/10、ガイトナーが発表した米金融安定化対策への失望感から米欧株が暴落した。

主な下げ幅は、
・NYダウ:-$382(-4.6%)
  終値は$7888.88と8が5つ並んだ。中国は8が並ぶと縁起が良いと言われるが、昨年は8が縁起の悪い数字になった。
・ナスダック:-4.2%
・S&P:-4.9%

・英国:-94.53(-2.19%)
・独 :-161.28(-3.46%)
・仏 :-3.64%

・アメリカンエキスプレス:-10.0%
・バンカメ:-19.3%
・シティ:-15.19%
・JPモルガンチェース:-9.75%
・AIG:92セント(遂に1ドル割れ)

この失望感は非常に大きいと感じる。
オバマ期待が急速に剥げ落ちることが懸念される。

市場で忘れ去られた感のあるBIG3も危ない状況だ。
支援を受けなかったフォードのデフォルトスワップは10000にも上昇してきている。

米国30年債の入札が順調に進まなかった場合、非常に危険な状態に陥る可能性がある。

明日以降、外人売りは加速する。もう公的による買い支えは機能しないだろう。
昨夜のNYも20日線付近で抵抗が見られたが、わずか1分で$100の急落に見舞われその後下げが加速した。

不況下にPERで評価するのは間違いかも知れないが、2/10、NKのPERは57倍に急上昇した。

今後の世界市場の動向が注目される。
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