10日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落。大引けは前日比23円09銭(0.29%)安の7945円94銭だった。米国時間10日(日本時間11日未明)に発表予定の米金融安定化策の内容や、それを受けた米株動向などを見極めたいとして買い手控えムードが強まった。あすの東京市場は祝日で休場となるため、持ち高を傾けづらいとして機関投資家の動きなどは総じて鈍く、相場の方向感は乏しかった、トヨタやホンダなど時価総額の大きい主力株の一角が売られ、石油や商社、鉄鋼株なども下落。小売りなど一部の内需株が買いを集めたが、物色先の広がりは限られた。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら続落。