12月の機械受注、21年ぶりの低水準 非製造業中心に大幅減少

kuma_kuroiwaさん
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 内閣府が9日発表した08年10-12月期の機械受注統計によると、設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」(季節調整値)は前期比16.7%減の2兆3956億円となった。減少率は08年7―9月期などの10.4%を上回り、比較可能な1987年4月以降では最大の落ち込みを記録した。減少は2四半期連続で、設備投資の不振が一段と鮮明になった。 08年12月は前月比1.7%減の7416億円で、3カ月連続の減少となった。減少率は前月の16.2%より縮小したものの、水準自体は21年5カ月ぶりの低さとなった。内閣府は基調判断を2カ月連続で「機械受注は大幅に減少している」とした。 08年暦年では前年比6.0%減、2年連続の減少だった。
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