最近の日経夕刊から
足元の国内景気は後退が鮮明、一段の米景気悪化で更なる円高も予想される。株価にとっては厳しい環境だ。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
過去に同じような局面で株式相場がどう動いたかを振り返ると意外な事実が浮かび上がってくる。「不景気の株高」だ。
実は、景気後退の局面で株価が上昇したのは過去25年で2回あった。
1985年11月から86年12月の場面と、92年7月から93年8月までだ。
この2回の株高局面は、金利低下、円高、原油下落の3つの条件が似ている。違うのは米国株の動きだ。前の2回はいずれも米国株は上昇した。
<中略>
つまりキーワードは「内需拡大」「政策期待」ということになる。
・・・米国株が週末から急騰してきた。「不景気の株高」の条件はおおよそ整ってきた。さて来週の動きやいかに?