4日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は反落。前日比121ドル70セント安の7956ドル66セントで終えた。企業業績の不振を嫌気した売りが優勢となった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、終値は1.25ポイント安の1515.05だった。 前日夕にウォルト・ディズニーが市場予想を下回る2008年10-12月期決算を発表。早朝にはクラフト・フーズが予想以下の決算とあわせて09年の業績見通しを引き下げた。両銘柄がそろって大幅安となり、ダウ平均を押し下げた。企業業績や財務懸念などからバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が節目の5ドルを割り込んだことも市場心理に影を落とした。ダウ平均の下げ幅は一時約150ドルに達した。