29日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。前日比226ドル44セント安の8149ドル1セントで終えた。ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落し、同50.50ポイント安の1507.84で終えた。経済指標や企業業績に関して悪材料が相次ぎ、売りが優勢となった。 2008 年12月の耐久財受注額が市場予想以上に減少し、11月分も下方修正された。12月の新築住宅販売件数は前月比14.7%の大幅減となり、週間の新規失業保険申請件数は市場予想を上回った。米景気の一段の悪化が確認された。自動車大手フォード・モーターが大幅な赤字決算を発表し、イーストマン・コダックが大型の人員削減計画を発表。企業業績への不安も強まり、売りが優勢となった。