映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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実態悪との綱引き
29日の日経平均は、8251.24(+144.95)と続伸。アメリカの不良資産買取機構のニュースを好感したかたちだ。水準としては、転換線8011は抜けたが雲の下限8278であたまをおさえられたところ。日足RCIは上昇中で、MACDもマイナス圏ながらシグナルを上に切りそうになっている。しばらくは戻りが続きそうだが、雲の下限や基準線8498までもどせるかどうか。週足がなお下降基調なので、この下げの圧力を跳ね返す勢いがあるかどうか、予想が難しい。
29日のNYは8149.01(-226.44)と大幅な下落。新地区住宅販売が過去最低、失業手当の申請件数が増加と、実態経済悪を示す指標があいつぎ、楽観を打ち消した格好だ。水準としてはせっかく大きく上に抜けた転換線8157を再び割り込んだ。雲の下限8462、基準線8498に届かずに下げに転じてしまった。もっともRCIはまだ上昇しており、MACDもシグナルを上にぬけそうになっており、しばらく目先はまだ戻り局面が続きそうではあるが、週足は転換線8498にも依然とどいておらず、中期の下げ圧力があるので、実態悪との綱引きがつづくと思われるが、週足のMACDが底をうっているようにみえており、二番底の形成にはいっているのではないかと期待したい。
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