27日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。3日ぶりに上昇し、大引けは前日比 378円93銭(4.93%)高の8061円7銭と22日以来3日ぶりに8000円台を回復した。上げ幅は昨年12月15日(428円)以来の大きさ。外国為替市場で円相場が対ユーロやドルで下落したため、トヨタやホンダ、キヤノンなど輸出関連の主力株中心に幅広く買い戻された。日経平均は前日、約3カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいたため、自律反発狙いの買いも入りやすかった。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに大幅に上昇し、20日以来5営業日ぶりに心理的な節目の800を回復した。