26日の日経平均は7682.14(-63.11)と小幅下落。12月4日の7849を割っているので、11月21日の安値7406を試す動きとなっている。転換線、基準線の下で下降基調だが、日足のRCIは完全に底にきており、目先一服してもよいタイミングなのだが、弱い。週足はMACDはマイナス圏ながら上昇しているものの、週足RCIはまだ下降の真っ最中なので、中期的な下降圧力がかかっているようだ。
26日のNYは、8116.03(+38.47)と小動き。12月の中古住宅販売が6.5%の増加と予想外に増加したことを好感したようだ。日足転換線8255も回復していないので目先下降基調は変わっていないが、日足のRCIは底をうってぴくりと上昇しており、短期的には下げ一服となりそうな気配である。だが、週足のRCIはまだ下降中で、中期的な下げの圧力は続いている。
円ドルレートは、89.04で、いぜんとして転換線89.74を回復できていないが、88円前半で底を打って反発しており、日足のRCIは下げどまっているようにみえ、目先はこちらも下げ一服となりそうだ。こちらは株よりは一足早く週足のRCIが底打ちしており、週足のMACDも底ばいになっており、中期的にもこのあたりで底入れに近いような感じがする。
オバマさんは自動車の燃費規制など新たな政策を打つ出してきており、少しづつチャンジを演出し始めている。住宅販売が底打ちしてきたような数字が出てきたことは心強い。