22日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発した。大引けは前日比 150円10銭(1.90%)高の8051円74銭で高値引け。前日割り込んだ心理的な節目の8000円を回復した。急速な円高・ドル安進行への警戒感から前場は自動車やハイテクなどを中心に売りが目立ったが、後場に入ると不動産株や建設株などの内需株中心に値ごろ感からの買いが増えた。日銀がきょう開いた金融政策決定会合で、コマーシャル・ペーパー(CP)の買い取りや不動産投資信託(REIT)債の適格担保化など年度末を控えた企業の資金繰り対策を正式に決定したことも支援材料になった。東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反発。