貿易収支と円高、株安 2009年01月22日
先ほどより大幅な円高になった。おかげで株価も低迷、戻してしまった。世界経済の悪化から、貿易収支が予想以上に落ち込んだことで日本勢が円買いを仕掛けた様だ。昨日から為替は不穏な動きがあり、直ぐ戻すと思うが要注意でしょう。ユーロも114円、ドルも88円台になってしまった。珍しく貿易収支に反応した。円高により株の米国市場の4%近い上昇も日本には届かないようだ。
財務省が発表した対外対内証券投資の状況
(1月11日~1月17日)は以下の通り。
対外証券投資
株式 4025億円の買い越し
中長期債 907億円の売り越し
短期債 645億円の売り越し
合計 2472億円の買い越し
対内証券投資
株式 3844億円の売り越し
中長期債 2542億円の買い越し
短期債 23670億円の売り越し
合計 24972億円の売り越し
通関ベース貿易収支(12月)8:50
今回 -3207億円 予想 -2780億円 前回 -2252億円(-2234億円から修正) 今回 -1488億円 予想 -3285億円 前回 -3871億円(-3676億円から修正)(季調済)
1件のコメントがあります
1~1件 / 全1件
せっかく戻ってきた円高もこの記事でぶり返した、風邪の引きなおしみたいなショッキングな記事だ。毎度お騒がせのようだ。
貿易赤字こうみる:10─12月GDPは10%もの記録的縮小も=マネックス証券 村上氏
2009年 01月 22日 09:37 JST
<マネックス証券チーフエコノミスト 村上尚己氏>
輸出を地域別にみると総崩れの状況で、世界同時不況の影響が昨年末にかけ深刻化していることを改めて確認する結果。
輸出との連動性が高い12月分の鉱工業生産も、事前の生産計画(前月比8%減)が示した以上の落ち込みとなる可能性がでてきた。
12月の輸出入金額の数字を踏まえ、10─12月GDPの輸出、輸入を大まかに推計すると、輸出は前期比10%(年率換算40%)を上回る落ち込みとなる見通し。輸出の落ち込みだけで、同四半期GDPを年率換算で7%以上押し下げたとみられる。同四半期の成長率は年率換算で10%もの記録的な縮小となる見通し。
未曾有の景気悪化を示すデータは、当面市場のセンチメントを悪化させる一因となろう。09年度GDP成長率は、金融危機下にあった1998年度(1.5%減)より厳しいマイナス成長となるリスクが高まっていると言わざるを得ない。
(東京 22日 ロイター)
貿易赤字こうみる:10─12月GDPは10%もの記録的縮小も=マネックス証券 村上氏
2009年 01月 22日 09:37 JST
<マネックス証券チーフエコノミスト 村上尚己氏>
輸出を地域別にみると総崩れの状況で、世界同時不況の影響が昨年末にかけ深刻化していることを改めて確認する結果。
輸出との連動性が高い12月分の鉱工業生産も、事前の生産計画(前月比8%減)が示した以上の落ち込みとなる可能性がでてきた。
12月の輸出入金額の数字を踏まえ、10─12月GDPの輸出、輸入を大まかに推計すると、輸出は前期比10%(年率換算40%)を上回る落ち込みとなる見通し。輸出の落ち込みだけで、同四半期GDPを年率換算で7%以上押し下げたとみられる。同四半期の成長率は年率換算で10%もの記録的な縮小となる見通し。
未曾有の景気悪化を示すデータは、当面市場のセンチメントを悪化させる一因となろう。09年度GDP成長率は、金融危機下にあった1998年度(1.5%減)より厳しいマイナス成長となるリスクが高まっていると言わざるを得ない。
(東京 22日 ロイター)