21日の東京株式市場で日経平均株価は続落。大引けは前日比164円15銭(2.04%)安の7901円64銭と、2008年12月5日以来約1カ月半ぶりに心理的節目の8000円を割り込んだ。前日の米株式相場が金融不安から金融株主導で大幅安となり、嫌気した売りが広がった。外国為替市場で円相場が前日比で上昇したことも主力の輸出関連株に業績の悪化懸念を誘い、買い手控えムードが強まった。みずほFGと三菱UFJ、三井住友FGの3メガバンクがともに下落し、トヨタやホンダなど自動車株にも売りが膨らんだ。東証株価指数(TOPIX)は3日続落。